シートフィーダsheet feeder

シートフィーダ

業界トップの処理能力を実現

昇降部、掻出部にサーボ制御を採用し、400枚/分の運転を可能にすると共に、損紙排出枚数の設定などミリ単位の制御を実現しました。


シートフィーダとは

シートフィーダとは、製函機もしくは印刷機などに段ボールシートを自動供給する装置のことです。給紙機や給紙装置とも言います。

当社のシートフィーダの特長

1.安全第一の設計

動作範囲は全て安全柵または進入検知センサで囲まれており、ロボット設備並みの高い安全性を実現しました。さらに、製函機給紙部へ供給するコンベヤに巻き込まれ検出機能を設け作業者の安全を確保しております。

シートフィーダ 安全柵

2.品質重視の設計

掻き出し機構の採用により、転動タイプの様な無理な反転動作、傾斜通過動作が無いため、シートダメージがほとんどありません。シート反転機のサーボ制御化によりシートダメージを軽減しつつ、高速化を実現しております。さらに、自動上昇機構および捲れ防止ノンクラッシュロールを付属しているため、安定したシートラップ並びに捲れの無いシートを供給することが可能です。また、サーボ制御により損紙2枚出し、3枚出しも可能であり、機構上損紙でもシートダメージがなく再利用も可能です。

ベニヤ、パレット使用時のシート抜き取り機構は当社独自の高精度抜き取りシステムを採用しており、より精度の高いシートとパレット、ベニヤの分離が可能となりました。

シートフィーダ 損紙排出

3.省スペース

掻き出し式フィーダはスペースが大きい印象がありますが、実際は同等能力の転動式に比べて機構上本体の全長が1mほど短くなります。当社の豊富な経験とノウハウにより、コンパクトで最適なレイアウトをご提案いたします。

シートフィーダの導入効果

シートフィーダ(シートフィーダー)の導入効果

1.労働力の確保

人口減少により人手不足が深刻化しています。製函機や印刷機への給紙作業を自動化することにより、人手不足の解消ができます。人間の手作業によるばらつきがなく、一定の品質と一貫性が保証されます。
弊社シートフィーダはパレタイザロボットで得たサーボ制御のノウハウを駆使し、自動化を実現しております。掻き出し方式を採用することでシート山のバッチ分けやシート反転を全て自動で行うため作業者の常駐は不要です。さらに、ファーストバッチ(イニシャルセット)の自動化を実現しているため、ロット替え時間の短縮、作業者の工数削減が見込まれます。

2.労働環境の改善

人手による作業は、重量物を持ったり長時間作業をしたりすることで、腰痛や怪我などの健康面や安全面でリスクが伴います。シートフィーダを導入して自動化することにより、労働環境の改善に繋がります。

3.生産性の向上

自動化によって作業速度が増し、効率的な生産が実現できます。工場の生産スケジュールに合わせて柔軟に稼働させることができ、生産性が大幅にアップします。

トータル提案が可能

シートフィーダだけでなく、ロボットパレタイザ(パレタイジングロボット)や段ボールシート搬送コンベヤラインなどの周辺機器もあわせて販売しております。総合的、専門的知識を有するスタッフがお客様のニーズを見極め、効果的・効率的な製函ラインの自動化をご提案いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
※シートフィーダの価格、導入コストは、設置場所等の諸条件によって異なります